3〜5歳児が言うことを聞かないのはイヤイヤ期?第一反抗期?その対処法は?

育児・子育て

「どうしてこんなに言うことを聞かないのか?」「うちの子だけなのか?しつけの仕方がわからない」

自分もイライラやストレスで過剰に怒ってしまったりで、お互いに悪循環になってしまうという経験があると思います。

年齢的にも3~5歳という時期は、言葉も話せるようになり、自己主張も強くなります

そこで今回は、2人の子育てを終えて、仕事でも子どもたちに関わる機会も多い筆者が少しでも大変な時期を乗り越えられるよう、子どもに関することだけでなく、親自身が注意できることなどをアドバイスや改善策として共有できればと思います。

3〜5歳はこどもの成長過程で最も大事な時期でもあり、お互いにストレスフリーで良い方向に導けるように参考にしてみてくださいね。

  1. 3歳〜5歳児が言うことを聞かないのは第一反抗期?イヤイヤ期?原因は?
  2. 子供が言うこと聞かない時はどうしたらいい?しつけの仕方が分からない?その時の状況や環境にあわせての対処法
    1. 1, 今と違う話題で気をそらす、好きな食べ物などで気をそらす
    2. 2,落ち着くまで放っておくか待ってみる、落ち着いたら話を聞く
    3. 3,納得するまで見守りながら待つ、とことん付き合う
    4. 4,好きな動画、DVD、テレビを見せたり、気分転換させる又は外に出て気分を変えてみる
    5. 5,外出先の公共の場では選択肢をいくつか用意して子供に選ばせる
    6. 6,抱きしめる、スキンシップ
    7. 7,ルールを決める
  3. 言うこと聞かないときに親自身が注意するべきこと5つ
    1. 1, 子どもの言い分を冷静に聞く、無視することは避ける
    2. 2, 命令したり、怒鳴ったり、叩いたり、暴力はもちろん、子どもの成長過程には逆効果である
    3. 3, 常にスキンシップやコミュニケーションなどを自然に取れるように心掛ける
    4. 4, 時間に追われないように余裕をもって子どもと接することで親として上手に叱ることもできるはず
    5. 5, 自分自身がストレスを溜めないようにリフレッシュできる環境や気分転換も必要
  4. うちの子だけ?こんなに言うこと聞かないのは?
  5. 子供が言うことをなかなか聞いてくれない時には見守ってあげることが大切!

3歳〜5歳児が言うことを聞かないのは第一反抗期?イヤイヤ期?原因は?

3歳〜5歳児の子供が言うことを聞かないのは、第一反抗期とイヤイヤ期が考えられます。

3歳になると以下のようなもどかしさからくるイヤイヤ期から第一反抗期に移行する時期のため言うことを聞かなくなることが多くなります。

・言葉の発達

・自我の芽生え

・自分の思いがうまく伝わらないことによるもの

成長が著しい一方で子どもの脳は感情や行動をコントロールする部分である脳の1部[前頭前野〕が未発達でもあります。

しかし、成長過程にとってはイヤイヤ期や第一反抗期は重要でもあるのです。

第一反抗期の行動としては、口答えをしたり、言葉遣いが悪くなることがあげられます。

普段、やっていることをやらなかったり、外では一見、お利口さんでもお家の中では言うことを聞かないなど、年齢を重ねるとともに反抗することが増えてくるようにも思えます。

このような時期は親自身もイライラしてしまうことによって悪循環になってしまいますので、こどもと向き合うときは、イライラしないように対策することが重要です。

無理に言うことを聞かせようと怒鳴ったり、怒ったり、手を出してしまうとお互いに嫌な思いをすることになります。

気持ちに余裕が出来るように出来る範囲で時間を作ってあげるのがおすすめです。

子どもとの時間が増えると子どもに安心感を与えることができるため、自然にスキンシップやコミュニケーションも増えることでしょう。

イヤイヤ期や第一反抗期は、成長過程で重要なもののため、子どもとの時間をできるだけ作ってあげることで、イライラしないように対策をするようにしましょう。

子供が言うこと聞かない時はどうしたらいい?しつけの仕方が分からない?その時の状況や環境にあわせての対処法

 

子供が言うことを聞かなくなるのは、出先や買い物中などさまざまですよね。

そんなときには、以下の3つのステップで子どもを安心させてあげましょう。

1, まず、なにを言っても聞かないときは、子どもが落ち着けそうな場所へ移動する

2, 以下の 7つの対処法で安心させる

3, 今後の楽しい見通しを分かりやすく優しく伝える

人気が少ないなど子どもが落ち着けそうな場所に連れていき、状況や環境に合わせて対処をすることで、子どもは気持ちの切り替えができ、親は冷静になれます。

さらに、子どもが落ち着いてきたら「次は〇〇をするよ」「買い物が終わったら次は〇〇しようね」と楽しい見通しを伝えてあげると言うことを聞けるようになるでしょう。

そこで、どういったことで向き合ったらよいのか7つの対処法を紹介しているので参考にしてくださいね。

1, 今と違う話題で気をそらす、好きな食べ物などで気をそらす

子どもが好きなことや好きな食べものの話題などで気をそらしてあげることによって気持ちを切り替えて楽しい気分になれるからです。

イヤイヤ期や第一反抗期のときは気持ちのコントロールができるようになる前段階のため、自分でうまくコントロールできないことにイライラして、ぐずってしまうことがあります。

片付けを嫌がるときには、数をかぞえながら兄弟同士で競争したりなど楽しいことをしながら気持ちを切り替えてあげるのがおすすめです。

また、食事では好き嫌いがあることでぐずってしまう場合には、好きな食べ物を少しあげるなどで気をそらしてあげましょう。

好き嫌いの克服には、細かく切って好きなものに混ぜて食べさせるだけではなく、一緒に野菜を育てたり、収穫する機会を与えたり、一緒に料理するのも1つの手段ですね。

気持ちの切り替えができるように子どもにあわせて親がさまざまな助け舟を出してあげるのがおすすめです。

2,落ち着くまで放っておくか待ってみる、落ち着いたら話を聞く

親が子どもの話を聞いてあげられる姿勢をみせることで、子どもが安心します。

怒鳴りつけたりなんでも否定したりすると、過剰に泣き出したり、ますます不安定な状態になります。

泣き止まないときは落ち着くまでそっとしておいて、落ち着いてきたら

親が、子どもの話を聞いてあげる時間をみつけてあげることで子どもは安心して落ち着きを取り戻します。例えば(なにが嫌なのか?どうしたいのか?)など

3,納得するまで見守りながら待つ、とことん付き合う

親が近くで見守っていると子どもは落ち着いて行動できます。

とにかく本人が納得するまで、危険がないことや迷惑にならないことを確認することができれば、とことん付き合って見守ることが大事です。

まだ1人で出来ないことをやりたがるときは本人に気のすむまでやらせてみて最後だけお手伝いなど、親の目の届く場所での条件になりますが、そのなかで子どもも安心して納得するまで行動できるはずです。

4,好きな動画、DVD、テレビを見せたり、気分転換させる又は外に出て気分を変えてみる

好きなことや気分転換をすることによって気持ちが切り替えられるからです

年齢的にも言いたいことが伝わらなかったり、色々な対処法を試しても無理な場合に活用できます。

好きなことや楽しいことを与えることによって不快な気持ちを切り替えてくれるからです。

親がどうしても手が離せないときや少しの時間であれば、動画やDVDに頼るのも良いですが見せっぱなしでは子どもは離れられなくなる危険性もありますので、外で一緒に遊ぶことで体を動かす楽しさも取り入れてみるのもいいですね。

親子で一緒に気分転換できることがあれば楽しみも増えることでしょう。

5,外出先の公共の場では選択肢をいくつか用意して子供に選ばせる

いくつかの選択肢があれば、自分で考えて選ぶことによって気持ちが安定することもあります。

外出先では迷惑になることや危険な場所もあるかもしれません、それらを回避するために必要な手段です。

 

公共の場でどうしても静かにできないときは騒がないように集中できるもの、例えば子どものお気に入りのおもちゃや絵本を用意したうえで選択肢を与えてあげたり、次は公園に行こうか?どこに行きたい?など考えてもらう事で楽しみもできます。

外出先でもいろいろなパターンを考えておくと慌てることがなく対処できるはずです。

6,抱きしめる、スキンシップ

声掛けをしながら抱きしめたり、手を握るなどのスキンシップをすることで、親子で落ち着いて話ができます。

顔も合わせない、目も合わせない、頭ごなしに命令するだけでは子どもは不安でしかありません。

 

下の子が産まれて赤ちゃん返りであったり、ご両親とも仕事で忙しくて構ってあげられないときは寂しくてわがままを言う場合もあります。

その時は少しでも時間を作ってあげて抱きしめてあげながら声をかけてあげるのも安心感が生まれるはずです。

7,ルールを決める

少しずつ自分で出来ることが増えてなんでもやりたがる時期ですが、やりたい!ほしい!と言い出して聞かないときはここまで!のルールを決めることによってけじめをつけることをおススメします。

他人に迷惑をかけない範囲で親の責任にもなりかねないことはルールが必要となるからです。

なんでもOK、すきなようにしていいよ、ばかりでは善悪の判断もできなくなってしまいます。

遊んだあとはお片付けしようね、お友達にもおもちゃを貸してあげようね、など

すこしずつルールを学ぶことによって子どもも成長していくものです。

言うこと聞かないときに親自身が注意するべきこと5つ

子どもが言う事を聞かない、親の思い通りにならない、そんなストレスを抱えたままで、親が思い通りにしようとすると子どもは、さらに反発したり、反抗的な態度をとったりと余計に悪循環になるため注意が必要です。

子どもだけでなく、自分自身も気持ちを切り替えたり、できることを改善できれば、この時期を乗り切る対策が見えてくるでしょう。

そこで、言うことを聞かないときに親が注意すべきポイントを5つ紹介します。

1, 子どもの言い分を冷静に聞く、無視することは避ける

子どもは常に親にかまってもらいたいものです。

親が冷静になることで子どもの不安が少しでもなくなります。

親が感情的になって話を聞かない、無視するなどの対応をしてしまうと子どもはますます不安やイライラが増して、お互いに悪い状況になりかねません。

まずは親が落ち着いて話を聞く姿勢をみせてあげることで子どもも落ち着いて来るでしょう。

2, 命令したり、怒鳴ったり、叩いたり、暴力はもちろん、子どもの成長過程には逆効果である

子どもとの信頼関係を築けなくなってしまう最悪な行動です。

押さえつけるような言動は子どもの成長にとって悪影響になります。

その時は怖いから、いったん言うことをきいたとしてもその後も理由が分からないまま、よそでは同じようなことをしてしまうかもしれません。

親の勝手であたまごなしに決めつけずに子ども目線で物事を考えてみることも大切です。

3, 常にスキンシップやコミュニケーションなどを自然に取れるように心掛ける

子どもが日ごろから安心できる要素があれば、親の言うこともスムーズに受け入れやすいはずです。

親子の信頼関係をきずくことで聞き分けが良くなる可能性が高くなるからです。

そのためには親も見本となるような行動を意識したり、約束は必ず守るなど、子どもに対して裏切るような行為はできるだけ避けたいものです。

スキンシップや会話は家族のなかにおいても最も重要であると考えます。

4, 時間に追われないように余裕をもって子どもと接することで親として上手に叱ることもできるはず

 

親が時間にも態度にも余裕があれば子どもも落ち着いて話を聞いたり、言うことを理解してくれるようになるからです。

親に余裕がないと子どもにも伝わることで、さらに言うことを聞かなくなることもあります。

出かける前に慌ててせかすことで駄々をこねだしたり、きがえるときも遅いときに怒りながら手伝おうとするとぐずりだしたりで余計に時間がかかってしまうことがあると思います。

前もって時間配分をかんがえることで子どもにも自分にもストレスを溜めないことが出来ます。

5, 自分自身がストレスを溜めないようにリフレッシュできる環境や気分転換も必要

親自身がリフレッシュできれば子どもにも親の余裕が伝わり、お互いにリラックスしている状態で接することができます。

見守る親がイライラしていたり、笑顔がないと子どもも不安になるからです。

たまにはご両親や夫に子どもを預けてショッピングやランチを楽しんだり、子どもが寝た後に趣味に没頭するなど、子どもと同じように好きなことや楽しいことを取り入れることで気持ちにも余裕が生まれるはずです。

親子でお互いに成長できれば良好な親子関係が築けるでしょう。

うちの子だけ?こんなに言うこと聞かないのは?

親自身に余裕がなかったり時間がないと必要以上に怒ってしまったり、叩いてしまったりと悪循環になりかねません。

最近「疲れているな~」「育児ノイローゼなのかな?」と少しでも感じてしまうときは誰かに頼るのも1つの手段でもあります。

ご両親や兄弟、親戚、友達、近所の方や地域コミュニティの子育て支援など、身近に相談できる場所があるか確認してみましょう。

または、子どもさん自身に他の子と違うのかな?病気なのかな?と感じることがあれば相談できる窓口もあります。

ひとりで悩んだり、抱え込まないように先ずは、相談してみましょう。

🌸相談窓口🌸

子供が言うことをなかなか聞いてくれない時には見守ってあげることが大切!

今回は、言うことを素直に聞かない時の対処法や親自身が注意すべき点などについて紹介しました。

子どもと一緒に過ごせる時間は、長い人生の中でもほんの十数年の場合がほとんどです。

その間に親が教えてあげられること、成長を見守ってあげることが、その子のこれからの人生により良い影響を与えてあげることになるのではないでしょうか。

親子で共に成長することによって、より絆も深まることでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました